❚ 込められた願い

宝づくしは、
室町時代から受け継がれてきた
日本の吉祥文様です。

打ち出の小づちや宝珠、分銅など、
ひとつひとつの文様に、

「豊かに暮らせますように」
「家や商売が栄えますように」

そんな願いが込められています。

時代を越えて受け継がれてきた、その縁起を、毎日手にする財布に仕立てました。

日本初の染色技術

宝づくしには、京都に古くから伝わる
「手捺染(てなっせん)」という
染色技法が使われています。

これは一般的な機械プリントのように、
一度で仕上げるものではありません。

柄をかたどった型を使い、一色ずつ丁寧に染め重ねながら、何度も手作業で
染め上げていきます。

さらに、模様の輪郭には金の箔を施しています。

この金の縁取りによって、宝づくしの細かな模様が美しく浮かび上がり、絵柄に生き生きとした表情が生まれます。

人の手で丁寧に染め重ねることで、機械では表現できない、やわらかな温かみが生まれるのです。