「ぼかし」加工とは

友禅染めでよく使われる「ぼかし」とは2色の濃淡の色を微妙に重ねあわせて

その混ざり際をほんのりとボカシ、味わいのあるものに仕上げる技法をいいます。

又、2色を重ねて全く違う色を出すのも技法も、「ぼかし」と言われています。

「ぼかし」にはハケぼかし、ピースぼかし(スプレーガン)、型ぼかし(捺染)がありますが

この場合、型で行う型ぼかしの技法を用いています。



金の染料に金の粒子を練り込んだ物を全体に吹きかけることによって、全体が金色にひかります、又ぼかされた部分が、金の粒子によって光が屈折し、ボカシ感が独特の物となります。 革に染料の層ができるために、横から見た色合いと、正面から見た色合いに変化ができます。


表面を一度水性のエナメル、薄く皮膜を張った
後に油性のエナメル(本エナメル)で再度皮膜を
付けています。この事により、ボカシの部分が
一度金の染料で屈折した後に、エナメルの層で
乱反射を繰り替えまします。その為にエナメルの
奥には味わいのあるグラデーションが生まれます。